円安は輸入品価格を押し上げ、食料や燃料の値上がりにつながる。一方、円高は海外旅行や輸入品購入を安くする反面、輸出業の競争力を下げる。私たちの生活は為替と密接に結びついており、どちらが「良い」「悪い」と単純に言い切れない。重要なのは、どちらかに偏りすぎ ...
日本水道協会によると、濾過に使う砂の粒径は0.6ミリ前後。だが、宇佐さんによると、必要なのは粒の大きさだけではない。「粒がとがっていると余計な隙間ができ、水の汚れが引っかかる前に砂の間をすり抜けてしまい、十分に濾過されない。適度な丸みをもって密着し、 ...
しかし人間社会で砂は驚くほど循環していない。例えば、年に何万トンものコンクリートが産業廃棄物として捨てられる日本では、再生コンクリート骨材への活用は、使える用途が厳しく制限されている。良からぬものが混じっている可能性があり、質を担保しにくいという事情 ...
主人公のナヒは、総合病院の入り口にあるコンビニで働いている。高校卒業後、大学への進学資金をためるため、時給の高い深夜の時間帯を選んだ。真夜中、店に入ろうとせず、外に向いた小窓をたたく者がいる。街灯の明かりにも影ができないことから、死者の霊だとナヒは気 ...
建設ブームに沸くインドでは、コンクリートの骨材に使う砂をめぐって殺人事件が発生しました。良質な川砂を確保しようと「砂マフィア」まで登場。これまでに違法に砂を採掘している問題を報じた数百人ものジャーナリストが、邪魔者とみなされて殺害され ...
スマートフォンやゲーム機、AI(人工知能)など、遍在するデジタル技術に取り囲まれた現代。この世界に生まれ、大人へと成長していく子どもたちは、そのデジタルとどう付き合っていけばよいのだろう。かえって勉強や人格形成の妨げになることはないのか。教育現場も家 ...
オーストラリアの珪砂に世界が注目しています。珪砂は太陽光パネルのカバーガラス、半導体の基板材料、建築用の板ガラスなどの基礎原料になるからです。しかし太陽光パネルの生産は80%以上を中国が握り、珪砂を製品に加工する工程の大半を独占してい ...
身近にある砂ですが、砂はどう定義されているのでしょうか。砂漠の砂と、海や川の底にある砂とは違うのでしょうか。 石英や雲母などの鉱物が集まってできた岩石が、熱や雨、風、川の流れなどで風化・侵食作用を受けてバラバラに砕かれたものが砂だ。
国連環境計画(UNEP)が2014年に発表したレポートによると、世界では毎年470億~590億トンの砂が採掘され、そのうち骨材に使われるものが68~85%を占めるという。ただし、採掘に関する信頼できるデータは一部の先進国にしかなく、世 ...
西アフリカ・ギニアでのマラリア感染を乗り越え、日本に一時帰国した西村大輔青年を待ち受けていたのは、予想だにしない病でした。暗い病室で、バブル崩壊後の「就職氷河期」という厳しい現実に直面し、将来への展望を失って途方に暮れる日々。しかし、 ...
鉄のスパイクと命綱を頼りに、零下20度の氷塊を踏む。北半球で唯一の氷床に徒歩で近づけるグリーンランド・カンゲルルススアークで、記者は真っ白のはずの割れ目に、くすんだ灰色の粉を見つけた——「砂だ」。世界が砂不足に向かういま、氷床が万年単位で削り出してき ...
手錠をかけられた人々の手や、裸で身体検査を受ける労働者たち――。アパルトヘイト下の南アを黒人として生きたコールは、鉱山や警察署、隔離居住地区で理不尽な目に遭う同胞たちにカメラを向けた。